旧伊藤伝右衛門邸 ひな祭り
2012年 02月 27日
おひな祭りには「苺が食べたい!」隊員です。
(去年もそのようなリクエストが・・・。)
子どもと暮らすと、
季節の行事が楽しく待ち遠しく感じます。
一緒に季節をめぐり、
一年ずつ思い出が増えていくのも嬉しいです。
今回は、お雛祭りで華やぐ旧伊藤伝右衛門邸に行きました。
お庭の眺めも良いお部屋に
今年も壮大なスケールのお雛様の飾り。
それぞれ「物語り」があり
蒔絵を見ているような、優雅な気分になります。
可愛い「さげもん」も飾られていました。
赤が引き立つ華やかな色使い、ちりめんの温かさもいいです。
一つ一つとても細かいので、作るのに時間がかかりそう。
私も、いつか孫に作ってあげたいな。
去年ちょうどこの時期、ドイツからの留学生が
ホームステイしていて
日本の素敵な文化を紹介したいと連れて行ったのですが
留学生さん、それはもう大喜び!
さまざまな時代のお雛様が雅にほほ笑むのを見て
春を愛でる日本の心の純粋さ、
細やかな部分にまで心を砕く
日本の美しさのレベルの高さに感動していました。
私も日本が大好きですが、外から見た視点で
たくさん褒めて下さると新鮮で本当に嬉しいものです。
ちょうど19歳とお年頃だった彼女が
さらに喜んだのが
お雛様になりきれる、着せ替えサービス!!
わずか200円で、珍しい煌びやかな装束をまとえます。
「年齢問わず」で、子ども用もあります。
愛らしい稚児雛は歓声が上がる可愛さ。
男性もお内裏様になれます。
今年は、隊員と隊長がお雛様になりきってみました。
「隊員!ちょこんとしていて可愛い!!」
隊員も「お雛様になったね!楽しかったね!」と大喜び。
「お母さんと一緒にお雛様になったから嬉しかった!」と
嬉しいコメント。
お雛様のいい思い出ができました。
お庭も散策させていただいて・・・。
当時は特別な方々しか目にできなかった眺めだろうなと
しみじみしました。
ふと、足を止めてお庭やお庭からの邸宅を眺めると
角度によって表情を変え面白いです。
お庭を造られた方が、たくさん趣向を凝らして造り、
リレーのように多くの方が手入れして下さったのでしょう。
今年は寒い日が続いたので
咲き始めた梅が、良い風情でした。
地元に文化や歴史に触れられる場所があるのは
とても素敵です。
また来年のお雛様も、風雅なひと時を楽しみたいです。
ありがとうございます。